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新宗教「真如苑」の元二世信者で、多趣味なアラサー女性。
円満に宗教を退会した現在は、宗教と適度な距離を保ちつつ生活中。
このページでは、そんな私についてもう少し詳しくご説明します。
私の歩み
ここからは暗い話が多いため、ご了承のうえ、お読みください。
新宗教の元二世信者
新宗教「真如苑」の熱心な信者である母から、一人っ子の長女として生まれた私。
いわゆる「新宗教の二世信者」として育てられました。
真如苑について知りたい方へ
そもそも「宗教」とは何なのか、全くわからない幼少期から、数週間に一度は必ずその宗教の施設に連れて行かれ、お祈りをさせられる日々。
「幼少期からの教育」というものは思想への影響力が強く、母への反抗心から熱心に活動はしないまでも、その宗教の教義を信じていました。
しかし、19歳の頃に付き合っていた恋人の説得により、教えを全く信じなくなりました。
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新宗教二世の私の信心が消えたきっかけ
私は幼少期から某新宗教を信じるよう教育されてきました。 しかし、19歳のときに、とあるきっかけがあって所属している宗教の教義を信じなくなりました。 この記事では ...
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父もその宗教を信じていませんが、「母の趣味だから」という理由で静観しています。
2018年に父の治療困難な病気が発覚してからは「家族みんなで宗教活動をすれば、病気の進行が遅くなるかも」と考えている母を避けるのが、難しい状況になりました。
宗教活動を強要されることによって、私の体調は悪化しました。
「宗教活動をしたくない」と父に相談したこともありましたが、精神疾患のある私は父から「完全に自立できるまでは母の言うことを聞いておきなさい」と言いつけられていました。
袋小路に迷い込んだと思われた私の人生でしたが、2018年秋に宗教をやめたいことを両親に伝え、認めてもらうことができました。
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二世信者やめます!両親説得のきっかけと直後の心境
Twitterでフォローしてくださっている皆様は既にご存知かと思いますが、2018年10月22日、両親に「宗教をやめさせて欲しい」という願いが書いてある手紙を渡 ...
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2018年10月28日、正式に除籍届を提出。宗教を退会し、現在に至ります。
ちょっと毒な母親?との現在
母は宗教で生き方を学んでいる割には「家族に対してであっても守るべきマナー」というものが、あまりわからないタイプの人だと感じていました。
外面はいいのですが、家族に対しては過干渉であったり、理由も説明せずに怒りの感情をぶつけ、心ない言葉を投げかけてくることもありました。
このブログの開設初期には母への恨みが強く、怒りを込めてブログを書いていました。
しかし、宗教をやめてから私の母へのストレスはかなり軽減され、母に歩み寄れるようになりました。
母もそれを感じ取っているのか、現在では良好な関係を築けています。
有名大学中退
大学進学がきっかけで初めての一人暮らしが始まり、母の監視から解放された私は、1年で有名大学を中退しました。
原因は、母からの抑圧の反動で羽目を外しまくったことや、幼少期からの過敏性腸症候群の悪化、のちに判明する精神疾患からくる体調不良などです。
その後、母が勧める分野の専門学校を卒業しましたが、結局その専門分野とは全く関係ない分野に就職しました。
両親にたくさん投資をしてもらったのに、真っ当な道から外れてしまったことは大いに反省していますが、大学を中退しなければ出会えなかった友人が数多くいるので、後悔はほぼありません。
精神疾患
幼少期から過敏性腸症候群の自覚はあったのですが、専門学校在学中の体調不良をきっかけに精神科を受診した結果、精神疾患であることが判明しました。
基本的に完治することのない病気だと聞くので、一生付き合っていこうと思います。
また、子供のころから性格や言動に難があり、いわゆる「浮いている子」だったことや、赤ちゃんの頃に言葉を話し始めるのが遅かったこともあり、診断のおりていない別の何かがあるかもしれません。
作業所通いの一人暮らし
現在は北海道札幌市でA型作業所に通所しながら一人暮らしをしています。
持病への配慮があり、時間に追われることのない作業なので精神的負担は軽いです。
A型作業所の工賃だけでの一人暮らしは難しいですが、障害年金を合わせると生活できます。
このブログの方針
2018年夏、宗教活動のストレスからTwitterに登録し、同じような悩みを持つ方と交流したのがきっかけで、このブログを立ち上げるまでに至りました。
- 自分の経験や考えを公開し、情報を欲している人に届くようにする
- 他人の感情に支配されすぎない、自分が楽しいと思える生活をしながら、ブログを書いていく
という目標を持って、ブログ更新を続けられればと思います。
複数の生きにくい事情を抱えているこんな私ですが、どうにかこうにか生きています。
私の情報発信によって、同じような悩みを持つ方々の気持ちが安らいだり、救われたり、相互理解を深められるようなブログを作っていければ幸いです。